魂が目覚めるのは、風の吹き抜けるお家 八方塞がりから抜け出すお片付け
第1章 風の吹き抜けない家には、何が溜まっているのか
こんにちは。
お片付けと生前整理のコンサルタント
ルネ・シャンブル代表 おぐらよしこです。
全国出張やオンラインのお片付けで
心と空間を癒すサポートをしています。
気づけば、部屋の空気が重く感じる。
目に見えない足枷のようなものが、体と心を静かに締めつけている。
何もしていないのに、気づけば一日が終わっていく——。
そんな日が増えていませんか?
お家は、「あなたの鏡」です。
心が曇ると部屋が散らかり、部屋が滞ると心もまた濁っていく。
この循環の中で、家には“感情の澱(おり)”が少しずつ溜まっていきます。
たとえば、長年触れていないモノたち。
そのひとつひとつに、過去の記憶や後悔、我慢、恐れが宿っています。
モノたちは静かにこう訴えています。
「あなたのお役に立ちたくて、ここにいるのに——なぜ見てもくれないの?」
「いつか使うかも」という思考の裏には、
「手放したら失うかもしれない」という不安が潜んでいます。
そうして気づかぬうちに、家の中は“過去”の波動でいっぱいになっていくのです。
通らなくなった風は、流れなくなったエネルギーの象徴。
玄関にたまる靴の山、閉ざされた押し入れ、見て見ぬふりをしている引き出し。
それらはすべて「あなたの中で動けなくなった部分」を映しています。
やがて呼吸すら浅くなり、家に居ることが苦しくなっていく——。
私はこれまで数多くのお片付けの現場を見てきました。
ドアを開けた瞬間に押し寄せる、
「なんとかして!」と訴えるモノたちの波動。
まるで“邪気の巣”のように、うず高く積まれたモノの山。
それでも、どの家も必ず、光を取り戻す瞬間がやってきます。
わたしは「お片付けコンサルタント」であり、同時に「場所ヒーラー」。
天界からのお許しをいただき、場のお清めをさせていただいています。
窓を開けた瞬間、家の空気がまるで呼吸を始めるように変わる。
その瞬間、モノにも家にも“命の光”が戻るのです。
もし今、どこか閉塞感を感じているなら、
それは「あなたの家が風を求めている」サインかもしれません。
今日、たったひとつでもいい。
窓を開け、換気をしてみてください。
その小さな行動が、あなたの内側に風穴を開け、
新しい流れを呼び込むきっかけとなるでしょう。
第2章 八方塞がりから抜け出せない理由 ― 心と空間の関係
がんばっているのに、報われない。
努力しても現実が動かない。
そんな時、人は「自分が悪い」と責めがちです。
けれど本当の原因は、行動ではなく“波動の滞り”にあることが多いのです。
お家の中で、手をつけられない場所はありませんか?
開けるたびに息苦しくなるクローゼット。
見るのも億劫な引き出し。
引っ越してきた時のままの段ボール。
それは、あなたの中で動けなくなっている部分と呼応しています。
そして、モノに宿った滞りのエネルギー(=邪気)は、
あなたのやる気や集中力を奪い、頭痛や眠気といった形で抵抗してくることさえあります。
心の中でいくら「変わるんだ!」と思っても、
現実の空間が変わらない限り、エネルギーは循環しません。
動かない家具や詰め込みすぎた収納は、
あなたの中の「思い込み」や「恐れ」と共鳴し、
知らず知らずのうちに行動を止めてしまうのです。
私は、片付けの現場で何度もこの現象を見てきました。
クライアントさまの心の重さと、部屋の詰まりはまるで鏡のように一致します。
引き出しをひとつ開けるたび、
涙とともに「過去の記憶」が溶けていく。
押し入れを整えたその日に、長年のトラブルが和解へと進む。
そんなことが日常的に起こります。
時には大笑いしながら、時には号泣しながら。
片付けとは、単なる整理整頓ではなく――
魂のリハビリ。
モノに向き合い、触れ、手放す行為は、
自分自身のエネルギーを動かし、内側の停滞を解放する神聖な儀式なのです。
そして、風と光が再び部屋を満たしたとき、
見えない世界で大きな変化が起きています。
風が通る家は、運が動く人を呼び寄せる。
光が差し込む部屋は、持ち主の未来を照らし出す。
もし今あなたが、人生のどこかで立ち止まっているのなら――
それは「家の声」に耳を傾けるタイミングかもしれません。
動かない現実を動かす最初の一歩は、
外の世界を変えることではなく、
あなたの内側=お家のエネルギーを整えることから始まります。
次の章では、その具体的な“風穴の開け方”をお伝えします。
心と空間、そして魂が再び呼吸を始めるために。
第3章 風を迎え入れる ― 行動が現実を変える

あなたのお家と魂に風穴をあける。
「風」を「運気」と置き換えてくださっても構いません。
重くよどんだ空気を変えるには、特別な儀式も高価なツールもいりません。
必要なのは――「今、この瞬間に動かすこと」。
どんなに小さな一歩でも、あなたが動かせば、家も応えるのです。
空気を動かす ― 窓を開けて“息づく家”に
まずは、空気を動かしてみましょう。
たとえ五分でも、外の風が部屋を通り抜けると、空気の粒子が一気に入れ替わります。
滞っていたエネルギーが流れ出し、新しい波動が差し込む。
それは、家が“息を吹き返す瞬間”です。
今日、いちばん気になる場所を整える
次に、今日いちばん気になる場所をひとつだけ整えてください。
机の上の紙をまとめる。
玄関の靴をそろえる。
引き出しの中のペンを3本減らす。
蛇口を磨く。
それだけで、エネルギーは確実に動き出します。
そう、「風穴」が開き、運気が入れるスペースができるのです。
モノと対話する ― 波動のオーディション
お片付けの本質は、「捨てること」ではなく、「モノと対話すること」。
モノとの対話を通して、自分の心を見つめる尊い時間です。
「これは、今のわたしの波動と合っている?」
「このモノに付いたエネルギーを、これからの私に持ち越したい?」
そう問いかけながらオーディションをしてみてください。
そのたびに、あなたの内側で静かな変化が生まれます。
風が通る家には、奇跡が起こる
やがて、風が通り抜ける家には不思議なことが起こります。
長く滞っていたご縁が再びつながり、
忘れていた夢がふと心に戻ってくる。
思わぬところからお金が舞い込む。
“片付け”とは、単なる整理ではなく、
自分の波動を上昇させるワークなのです。
家が整うと、魂が呼吸を始める
お家が整うと、思考が整い、思考が整うと、行動が変わる。
その連鎖の先に、「魂の呼吸」が始まります。
もし今、どこから手をつけていいかわからないなら、
それはあなたの中に“風=運気を待つ部屋”がある証。
その部屋に光を入れ、風を通し、
あなたという神殿を再び目覚めさせましょう。
第4章 お家が変わると人生が変わる ― 実例から見る“風の奇跡”

「お家を整えたら、人生が動き出しました」
――この言葉を、私は何度聞いてきたでしょうか。
わたしの人生の喜びのひとつは、
「私とのお片付けで人生が好転した」というお知らせをいただく瞬間です。
お片付けは、見た目を整えるだけではありません。
“場”の波動を変え、“魂”の流れを変える行為です。
ここでは、実際に私がお手伝いした方々の変化の物語をいくつかご紹介します。
① クローゼットを整えたら、長年の人間関係が修復された

ある女性は、母親との確執を抱え、実家に帰るたびに心が重くなると話していました。
お片付けを進める中で、彼女が最も手をつけられなかったのが「母からのお下がりのお洋服」。
一枚一枚の服を丁寧に畳みながら、私はお伝えしました。
「これらのお洋服たちには、お母様の“制圧”の波動を感じます。手放しましょう。」
翌日、彼女から「母に優しく話ができました」と報告がありました。
風が通ったのは、クローゼットだけでなく――
“親子の間に滞っていたエネルギー”そのものでした。
② 書類整理の翌日に、大きな契約が決まった

独立したばかりの起業家の女性。
仕事部屋の机の上には、未整理の書類が山積みでした。
「なんとなくやる気が出ない」と話していた彼女と一緒に、
古い契約書や不要な資料、会社員時代の名残を手放しました。
その翌日、長くアプローチしていた企業から契約成立の連絡が入ったのです。
「机が整った瞬間、頭の中も整理されて、発信した言葉がスムーズに伝わるようになりました」
整えることは、“受け取る準備”を整えることでもあるのです。
③ キッチンを磨いたら、家族の会話が戻ってきた

ある主婦の方は、家族との関係に冷たさを感じていました。
「子供達も旦那も、私の頑張りを認めてくれない」と。
キッチンのシンクや換気扇には、長年の油汚れ。
「料理をする気が起きない」とおっしゃっていたその方と一緒に、
シンクを磨き、食器を見直し、調味料の並びを整えました。
その夜、娘さんが「今日、シチュー作るね」とキッチンに立ったそうです。
家の中心=キッチンが整うと、家庭のエネルギーが再び巡り始めます。
沈んでいた空気が、優しい風に変わるのです。
整えることは、“人生のリセットボタン”を押すこと
どの事例にも共通しているのは、
「モノを通して、過去の感情が癒された」ということ。
散らかった家を責める必要はありません。
それは、あなたがこれまで一生懸命生きてきた証。
でも――もう次のステージへ進む時が来たのです。
お片付けを通して、
“過去の波動”を“未来の風”に変える。
それが「お家ヒーリング」の真の目的です。
そして、あなたの番です
風を迎え入れる覚悟ができたなら、
あなたの家も、あなた自身も、確実に変わります。
お家の波動が上がると、出会う人も変わり、
お金・仕事・愛・健康――あらゆる循環が整い始める。
それは奇跡ではなく、“自然な結果”なのです。
次の章では、あなたが実際に「風の通る家」をつくるための
具体的なステップをお伝えします。
あなたの家が、そしてあなた自身が、
再び光を放つ神殿となりますように。
第5章 風を迎えるステップ ― 今日からできる“魂の整え方”

「わかってはいるけれど、行動に移せない」
そう感じている方は多いでしょう。
でも大丈夫。変化は、大きな決意よりも、小さな一歩から始まります。
ここでは、“風を迎えるための5つの実践ステップ”をご紹介します。
どれも、今日からすぐにできることばかりです。
ステップ① 窓を開けて「風」を招く
一日の始まりに、まず窓を開けましょう。
ほんの数分で構いません。
滞った空気を外に出し、新しい空気を招き入れる。
それだけで、家のエネルギーがリセットされます。
窓を開けた瞬間に、あなたの魂もまた呼吸を始める。
それが“風の通り道”をつくる最初の儀式です。
ステップ② 玄関を整える ― 運の入口を浄化する
玄関は、家と外のエネルギーが交わる場所。
靴をそろえ、不要な傘や紙袋を取り除いてください。
ドアノブを磨くだけでも、場の波動が一気に変わります。
玄関に風が通ると、あなたの人生にも“新しい出会い”が入りやすくなる。
運の入口をきれいに保つことは、豊かさの第一歩です。
ステップ③ 「ありがとう」を唱えながらモノと対話する
片付けるときに、ぜひ言葉を添えてください。
「ありがとう。今まで助けてくれて。」
「もう大丈夫、手放すね。」
この言霊は、モノに宿ったエネルギーを優しく解放し、
あなたの心の中の執着をゆるめてくれます。
モノと対話することは、あなた自身の内側と対話すること。
言霊は、“感謝の波動”として家全体に広がっていきます。
ステップ④ お気に入りの場所をひとつつくる
どんなに家が散らかっていても、
「ここだけは心地よい」という場所をひとつ整えましょう。
お気に入りの椅子、窓辺の花、整った机の一角。
その小さな“神殿スペース”が、あなたの軸になります。
疲れたとき、そこに戻れば、エネルギーが回復する。
お家に“心の拠点”をつくることで、人生の安定感が生まれます。
ステップ⑤ 自分を褒める ― 「整える力」は愛の証
たとえ一か所でも整えられたら、それは大きな一歩です。
自分を責めるのではなく、「よくやったね」と褒めてあげてください。
お片付けとは、自分への愛を取り戻す行為。
家を整えるたびに、あなたの中の“光”が増えていきます。
風が巡り、光が満ちる空間には、魂が自然に目覚めていくのです。
最後に ― 風を呼び込むのは“あなたの手”
どんなに小さな行動でも、あなたが手を動かすことで、
現実は確実に変わり始めます。
風が家を通り抜けるとき、
その風は、あなたの魂にも触れています。
風の通るお家は、風の通る人生をつくる。
その第一歩を、今日から一緒に始めてみませんか。
第6章 風が通る人生を生きる ― 魂が目覚めるその先へ

お家が整うと、人生が変わります。
それは決してスピリチュアルな比喩ではなく、
「エネルギーの通り道」が開いた結果として、現実が動き出すという自然の法則です。
家に風が吹き抜けるようになると、
心の中にも“余白”が生まれます。
その余白が、次のご縁を受け取るスペースになります。
怒りや不安、過去への執着が手放されていくにつれ、
ふとした瞬間に「あ、わたしは生きていてよかった」と感じられるようになる。
それが“魂の目覚め”の最初の光です。
お片付けとは、暮らしを整える行為であると同時に、
自分の人生を新しく創り直すための再起動ボタン。
風の通る家には、もう“停滞”はありません。
あるのは、巡る風、響く光、そしてあなた自身の再誕です。
今、あなたの家にも風を迎え入れませんか?
もし今、「変わりたい」「抜け出したい」と感じているなら――
それは、あなたの魂が“整う準備”を始めているサインです。
最初の一歩は、難しいことではありません。
家という最も身近な神殿を整えることから。
そこから、あなたの現実もやがて動き出します。
まずはあなたの生前整理タイプ診断を知ることから
あなたの家にも、まだ「風を待っている場所」があるかもしれません。
50代からの人生は、整えるほどに軽やかに、そして自由に進化していく時期です。
もし今、「何から手をつけたらいいかわからない」と感じているなら、
まずはあなたの整理スタイルを知るところから始めてみませんか?
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