【実家の片付けは親子の時間】思い出と安全を両立する7つのステップ
こんにちは。
お片付けと生前整理のコンサルタント
ルネ・シャンブル代表 おぐらよしこです。
全国出張やオンラインのお片付けで、心と空間を癒すサポートをしています。
実家が、なんだか落ち着かない…
「実家に帰ると、どこかごちゃごちゃしていて落ち着かない」
「高齢の親が心配だけど、片付けの話をすると嫌がられる」
「このままいくと、いざという時に大変なことになりそう…」
そんな不安を、密かに感じていませんか?
けれど、親との関係を壊したくないから、何となく見て見ぬふり。
そのまま数年…という方も少なくありません。
でも、実家の片付けは “親が元気なうち”に始めるのがいちばん。
今こそ、少しずつでも「片付けへの一歩」を踏み出すタイミングかもしれません。
実家の片付けは「安全」と「信頼」が土台です
実家の片付けは、ただモノを減らす作業ではありません。
- 親が安全に暮らせる空間をつくる
- 将来の介護や相続への備えをする
- 親子の信頼関係を深める
- 心の整理を手伝い、安心感を与える
つまり、**「親の人生に寄り添いながら、未来を整える大切なプロセス」**なのです。
「親の気持ち」と「現実」をどちらも大切にする
実家を片付ける際にもっとも大切なのは、親の気持ちに寄り添う姿勢です。
親世代にとって、モノは「頑張ってきた証」であり「豊かさの象徴」。
頭ごなしに「捨てよう」と言われれば、誰でも傷ついてしまいます。
だからこそ、以下のようなアプローチが必要です:
- 一緒に思い出話をしながらモノと向き合う
- 防災や安全面を理由にする
- 全部を捨てなくてもいいと伝える
このようにして、少しずつ“納得”の片付けへと導くことができるのです。
片付け前にしておくべき3つの準備
【1】目的を明確にする
「なぜ片付けたいのか?」を自分の中で整理しておきましょう。
- 親が転倒しないために
- 介護が必要になったときに備えるため
- 心穏やかに過ごしてほしいから
明確な目的があれば、親との会話もブレにくくなります。
そう、あなたの「思いやりと優しさ」を伝えましょう。
【2】情報収集と道具の準備
- 自治体のゴミ処理方法、粗大ゴミの出し方を確認
- 安心できる業者のリストアップ
- 軍手、マスク、段ボール、ハサミなどを用意
しっかり準備をしておくと、作業の流れもスムーズになります。
ゴミ袋と油性ペンも必須アイテム。
【3】片付けの優先順位を決める
「全部片付けるぞ!」ではなく、少しずつ進める意識で。
例:子ども部屋→廊下→玄関→押し入れ→親の私物
親とのコミュニケーションを円滑にするコツ
【信頼関係を築く】
まずは、親の話をたくさん聞くこと。
「モノ」よりも「想い」に目を向けましょう。
決して一度に終わらせようなどとは考えないでくださいね。
長期戦の構えで。
【“モノガタリ”を聴く】
片付けながら、「この人形、どんな思い出があるの?」
とモノにまつわる話を引き出してみてください。
あなたもきっと温かい気持ちになるはずです。
これが、心の整理にもつながります。
【“捨てる”ではなく“安全を守る”提案を】
「地震が来たらこの棚、危ないよね」
と防災目線で伝えると、親も納得しやすくなります。
ご両親を危険から守ってあげたいという気持ちを伝えましょう。
【スッキリしすぎない】
片付きすぎると、逆に不安になったり落ち着かないという親御さんもいます。
適度な「生活感」を残すのがコツです。
ここはかなり個人差のあるところ。
あなたのスッキリとご両親のスッキリは違うんです。
片付けは「対話」であり「共創」です
親の家だからといって、全部親まかせにしたり、
逆に「子どもが主導でやらなきゃ」と焦る必要はありません。
大切なのは、
- 一緒に進める
- 話しながら、笑いながら、時には泣きながら進める
- お互いの心に触れる時間にする
という“共同作業”の意識。
実家の片付けは、親子の信頼を再構築する絶好のチャンスでもあるのです。
片付けが進むと、こんな未来が待っています
- 親の生活が安全に、快適になる
- 介護や相続時の負担が減る
- 物理的な“整理”だけでなく、心の“整え”になる
- 親子で過ごす、かけがえのない時間が生まれる
- 子ども世代も「片付けの大切さ」を学べる「実家の片付け」を通じて人生が大きく動き出した7名の方々のストーリーをご紹介します。実家の片付けや遺品整理には、思い出や感情が絡むからこそ、なかなか踏み出せない方も多いはず。
けれど、その一歩を踏み出した先には、予想以上の“心の軽さ”と“運気の上昇”が待っていました。
【ケース1】Mさん(60代)
長年放置していたお母様と妹さんの遺品。
「いつかやらなきゃ」と思いながら、月日だけが流れていたそうです。一念発起して取りかかったのは、「ありがとう」と声をかけながら手放すという感謝の整理。
不思議なことに、作業が進むたびに気持ちも整い、
亡きご家族への想いが鮮やかに蘇ってきたとのこと。片付けを終える頃には、新しい人間関係や仕事の話が舞い込むなど、運気の流れにも変化が。
空間と心の両方がスッキリしたことで、
新たな人生が動き始めました。
【ケース2】Tさん(60代)
「家の中の8割を捨てた」と語るTさん。
大胆なお片付けが、心のわだかまりまでも溶かしてくれました。ずっと疎遠だったお姉さんと再会し、長年のわだかまりが自然と解けたそうです。
さらに、娘さんともこれまで避けていた"老後の話"が、笑いながらできるように。モノを減らすことは、心の距離を近づけるきっかけにもなるのです。
【ケース3】Sさん(50代)
仕事の書類やお子さん関係の資料であふれていたお部屋。
「見て見ぬふりをしてきた」と言うSさんが、
意を決して片付けに向き合った結果、
大量の紙類と一緒に、心のモヤモヤも手放せたそうです。そして数日後――新しい仕事のオファーが舞い込み、なんと100万円の収益に!
環境を整えることが、目に見えない運の流れまで整えることに繋がった一例です。
【ケース4】Tさん(50代)
お母様が残されたモノの数々。
遺品整理にかかった費用はなんと180万円。結果的に、その費用は遺産額を上回ることに。
「モノを大切に」と育てられた価値観は素晴らしいものの、
その“想い”が、時として家族の重荷になることもある。
その事実を知り、今は「自分のモノは元気なうちに整理しておこう」と考えるようになったそうです。
【ケース5】Mさん(50代)
実家整理で多額の出費を経験。
だからこそ、生前整理の大切さを身をもって実感。「元気なうちに、寄り添ってくれる誰かと一緒に整理することが何より大切」と語ります。
これは、ご家族を守る“愛ある行動”なのです。
【ケース6】Kさん(30代)
親友が突然お母様を亡くされたとき、
実家はモノであふれ、安置する場所すらなかったそうです。1歳のお子さんを背負いながら、泣きながら片付けをする親友の姿が忘れられないと語るKさん。
「身近な人がこんなに苦労しているのを見て、
私は絶対、元気なうちに準備をしておこうと思いました」と決意されたとのこと。
【ケース7】Rさん(70代)
お母様が亡くなって3年。
ご夫婦ふたりで、少しずつ片付けを続けているそうです。年齢を重ねるごとに、片付け作業が体にこたえるようになったとも。
「親孝行だけでなく、“子孝行”の意識も大切」と実感されています。
生前整理とは、“愛をつなぐ”準備
「モノを大切に」と育てられた世代の方々こそ、
“捨てること”に罪悪感を抱えている方も多いはず。けれど、使われることもなく、
ただ眠っているモノたちは、本当に大切にされているのでしょうか?あなたが生きているうちに
身の回りのモノや財産を整理しておけば、
残された家族の負担は確実に軽くなります。そして何より、
あなた自身が「安心して今日を生きる」ための一歩になるのです。
幸せを呼ぶ「ハッピーエンディング」、今日から始めませんか?
もちろん、すべてを完璧に準備する必要はありません。
でも、
「少しでも家族に迷惑をかけたくない」
「いまのうちに気持ちを整理しておきたい」そんな優しさと想いがあれば、
開運お片付けはもう、始まっています。私と一緒に、心と空間を軽やかに整えていきましょう。
実際は「うまくいかない」ことも多い
- 「なんで捨てるの!」と親が怒る
- 思い出話が長くて作業が進まない
- 言い合いになってしまい、関係が悪化する
こういったケース、実はとてもよくあるんです。
これは実の親子だからこそ。
もともと仲良しでも、そうでなくても中々うまくはいかないんです。
だからこそ、“第三者”の存在が効果的です。
「お片付けのプロ」が親子の橋渡しに
自分の親だと、つい口調が強くなってしまったり、気持ちがぶつかったりしますよね。
そんなときこそ、お片付けコンサルタントの出番です。
- 「モノガタリ(思い出話)」を丁寧に聴く役目
- 親の気持ちと子どもの意図を翻訳する存在
- 冷静に、実務を進めるファシリテーター
感情的にならずに進められる第三者のサポートがあると、実家の片付けは驚くほどスムーズに進みます。
今日からできる“小さな実家片付けアクション”
【今日のワーク】
「親に聞いてみてください。“昔の思い出の品で、特に大切なものはどれ?”」
→ モノを捨てる前に、“大切にしたいもの”を見つけることが、心を通わせる第一歩になります。
実家の片付け、まずは30分だけ話してみませんか?
「実家の片付けを考えているけど、何から始めたらいいか分からない」
「親との関係がギクシャクしそうで不安」
「プロに入ってもらうと、どんな風に進むの?」
そんな方のために、30分の無料相談会をご用意しました。
【無料】実家のお片付けお悩み相談(30分)
✅ 実家の現状やお悩みをお聞きします
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実家の片付けは、人生で一度の“親孝行”です
親が元気なうちに、思い出を語り合いながら、
感謝を伝えながら、
安心して暮らせる場所を一緒に整える。
それは、モノを片付ける以上の、かけがえのない親子の時間になるはずです。
最終日。
スッキリした実家の居間で、
一緒にお茶を飲みながら「ありがとう」を伝える。
そんな未来を、ぜひ一緒に描いていきましょう。